2014年8月28日木曜日

[8/29 追記・修正] アイドルマスターのCD総額を調べてみた(2014年8月現在)


TLを眺めているとふとこんなRTが目に止まりまして。
「へぇ、43万、やっべー。海外旅行行けちゃうじゃん。」とか思って。

値段に換算してもデータ容量に換算してもすごい量です。すごい。
そんなにCDを出してるオタクコンテンツなんてめったに…、ありました。



今現在までズブズブ浸かったまま生きているアイドルマスターとかいうコンテンツ、
去年だけで週で割ると週1ペースでCDを出している貯金殺戮マシーンです。
よく考えたらもっとCD出てるのでは…と思ってしまったのでササッと調べます。




[8/29追記]CINDERELLA MASTER We're the friends!が抜けてたので追加して全体を計算しなおしました。すみません。

・条件

基本的に発売当時の定価。初回限定盤と通常版がある場合は限定版の価格で。
漫画や雑誌の特典CDは、特典が付いている商品の定価で計算します。
発売当時の税込価格を適用します。
プレゼント・配布は0円計算で。

計算に含むCDはアイマスDBの関連CD一覧
ライブBDやXENOGLOSSIA系CDは別。ガールズ名義CDなどももちろん別。
このページには348枚とありますが、2014年8月末までに発売されるもののみを計算に入れます。
面倒なのでこのページの上から順に数えていくよ。

・計算

まずはコロムビアのCDから。


☆CINDERELLA MASTERシリーズ 38260円

00X 700円×30枚 21000円
お願い!シンデレラ 1260円
輝く世界の魔法 1000円
Jewelries第一弾 2000円×3枚 6000円
舞浜LVドラマCD 4800円
お願い!シンデレラソロリミックス 3000円
We're the friends! 1200円

☆MASTERPIECEシリーズ 12000円

01~03 2000円×3 6000円
04・05 3000円×2 6000円

☆MASTERBOXシリーズ 61999円

Ⅰ 6000円
Ⅱ 6000円
Ⅰ&Ⅱ 8000円
Ⅲ 9000円
Ⅳ 10000円
Ⅴ 3999円
catalog 08,09,11 COMPLETE 6000円
Ⅵ 6000円
Ⅶ 3500円
Ⅷ 3500円

☆THE IDOLM@STER RADIOシリーズ 18480円

スタジオコースト出蝶版! プレゼントのため0円
歌姫楽園 3000円
TOP × TOP 3990円
VOCAL MASTER 2500円
COLORFUL MEMORIES 3990円
歌道場 2500円
LONG TIME 2500円

☆MASTERWORKシリーズ 7800円

00 1800円
01~03 2000円×3 6000円

☆MASTERARTISTシリーズ 22700円

01~09 2300円×9 20700円
FINALE 2000円

☆MASTER LIVEシリーズ 16400円

C4U 2300円
00 1800円
01~04 2000円×4枚 8000円
V4U 2300円
ENCORE 2000円

☆ベスト盤シリーズ 35800円

MASTER OF MASTER 3500円
VOL01 初限 3500円
VOL02 初限 3200円
VOL03 初限 3200円
BGM 特典のため除外
iDRE@MLOST 2500円
新年2011 3000円
GRE@TEST BEST HISTORY 2500円
GRE@TEST BEST 3種 3800円×3枚 11400円
SSA2014 3000円

☆MASTER SPECIALシリーズ 24000円

765 限定版 1800円
961 限定版 1800円
01~06 2200円×6枚 15400円
MSW 2500円
MSS 2500円

☆DREAM SYMPHONYシリーズ  6870円

00 1200円
01~03 1890円×3枚 5670円

☆THE IDOLM@STER STATION!!!シリーズ 14300円

FIRST TRAVEL 2800円
SECOND TRAVEL 2800円
THIRD TRAVEL 2500円
HEART AND SOUD 2500円
Nouvelle Vague 2500円
Amazing grace 2500円
FAVORITE TALKS 3200円

☆MASTER ARTIST2シリーズ 24900円

Prologue 1500円
01~09 1800円×9枚 16200円
SS01~04 1800円×4枚 7200円

☆THE IDOLM@STER2シリーズ 4600円

スモスリ 1300円
ざわわん 1300円
Jupiter 2000円

☆ANIM@TION MASTERシリーズ 28600円

01初限 1800円
04初限 1800円
02~03、04~07 2800円×6枚 16800円
No Make! 3200円
READY!!ソロリミ 2500円
CHANGE!!!!ソロリミ 2500円

☆生っすかSPECIALシリーズ 18650円

01~05 2500円×5枚 12500円
カーテンコール 3150円
初恋組曲 3000円

☆THE IDOLM@STER MOVIEシリーズ 7568円

M@STERPIECE 初限 1890円
サントラ 初限 3500円
ラムネ色 青春 初限 1944円
虹色ミラクル 初限 1944円

☆THE IDOLM@STER STATION!!+シリーズ 2500円

WINTER MEMORIES 2500円

☆MASTER ARTIST3シリーズ 1296円

Prologue 1296円

☆その他のシリーズ 4444円

TO D@NCE TO 1944円
9th ジブリ&スモスリ 2500円

ここまで、コロムビア発売のみで351167円。

…びっくりしたー(○・▽・○)

次、フロンティアワークス。

☆ドラマCDシリーズ 18900円

Scene01~06 3150円×6 18900円

☆ラジオdeアイマSHOW!シリーズ 27965円

SHINING STAR ★彡 1500円
Vol1、2限定版 3675円×2枚 7350円
プレミアムCD 有料会員に無料配布
C71限定 2000円
Vol3~5 3150円×3枚 9450円
Vol4.5 3675円
2007感謝祭 3990円

☆NEW STAGEシリーズ 9450円

01~03 3150円 9450円

☆Radio For You!シリーズ 17640円

Vol0 2100円
Vol1 3150円
結納 3150円
KOTORIMIX 2100円
Vol2 3150円
結 3990円

☆Eternal Prism 01 9450円

01~03 3150円×3枚 9450円
プレミアムCD 全巻購入特典

☆P.S.プロデューサーシリーズ 12390円

PR For You! 2100円
Vol1 3150円
Vol2 3150円
Vol3 3990円

☆Vocal Collectionシリーズ 6300円

01&02 3150円×2枚 6300円

☆ラジオdeアイマSTAR☆シリーズ 10590円

SP1 3990円
Summer Stage 2100円
SP02 4500円

☆ドラマCD ぷちます!シリーズ 7930円

1&2 3150円×2枚 6300円
おためしばん! 630円
連動購入特典CD 1000円

☆ラジオdeアイマCHU!!シリーズ 16284円

EXTRA 2100円
SP1 3990円
SP2 3990円
スペシャルCD 2100円
ワールドCHUアー 4104円

☆アニメ「ぷちます!」シリーズ 4104円

かんしゃさいすぺしゃるCD 4104円

ここまで、フロンティア発売のみで141003円。

コロムビアと合わせて492170円。あれ、もう最初に書いた43万超えた…。

計算まだまだ続きます。


☆メディアファクトリーより発売 66805円

ららわん 700円
TS Vol1~12 1260円×12 15120円
SPECIAL DISC 5775円×3枚 17325円
TC Vol1~6 2100×6 12600円
BD初回生産特典CD 7020×3枚 21060円

☆765ショップより発売 25550円

Gratitude 2250円
アン・ハッピーバースデー? 4500円
YOUR SONG 4500円
Ami&Mami’s Super Birthday! 4500円
Sound of Raindrops 4900円
晴れ時々曇り後台風、後晴れ 4900円

☆一迅社より発売 13475円

relations1巻特典 1575円
DSコミカライズ3巻特典 1700円×3枚 5100円
REX コミカライズ1巻特典 2300円
シンデレラコミカライズVOL2特典 1500円×3枚 4500円

☆5pb.より発売 16800円

ファミソン8BIT 01~05 2415円×5枚
BEST ALBUM 4725円

☆講談社より発売 5550円

アイマスブレイク特典 5550円
02 1800円
03 1950円
04 1800円

☆アスキー・メディアワークスより発売 1785円

眠り姫1巻特典CD 1785円

☆学研マーケティングより発売 900円

メガミマガジンスペシャルCD 900円

☆アニプレックスより発売 71280円

C80サマーセット 5000円
入社説明CD 5000円
MOVIE VAC@TION PACK 5000円
PERFECT IDOL 01 7140円
PERFECT IDOL 02 8190円
PERFECT IDOL 03 8190円
PERFECT IDOL 04 8190円
2巻ドラマCD 8190円
6巻ドラマCD 8190円
9巻ドラマCD 8190円

☆響より発売 50020円

iM@STUDIO Vol1 2000円
iM@STUDIO Vol2~7 3000円×6枚 18000円
iM@STUDIO Vol8・9 3150円×2枚 6300円
iM@STUDIO Vol10~12 3240×3枚 9720円
春のP祭り特典 3000円
C83 響ブース限定 春香・千早 5000円×2枚 10000円
アエイウエオア! 1000円

☆バンダイナムコゲームスより発売 31680円

アイマス2サントラ 19800円
シンデレラ2th 目覚ましボイス収録CD イベント上位プレイヤー配布のため未知数
OFAドラマCD 11880円

☆バンプレストより発売 5400円

Catch me☆Get you! ~BANPRESTO NO UTA~ 600円
カバー各季節2枚ずつ、3種類 800円×6枚 4800円

☆ローソンより発売 3390円

Loppi限定ドラマCD 3390円

☆Cygamesより発売 5000円

Cool Summer Vacation! 5000円

メディアファクトリーからここまでで297635円。

一番上から合わせると789805円。頭痛い。
ゲームの初回限定版とかBDの価格をそのままで計算するのもなんか卑怯な気はしますが、
他に計算のしようがないのと、
誕生日CDあたりを今定価で買えるわけがないのでどっこいどっこいくらいです。たぶん。

残るはランティス!

☆LTPシリーズ 25000円

01 1000円
02~13 2000×12枚 24000円

☆LTHシリーズ 4600円

01、02 2300円×2枚 4600円

☆ミリラジ 7560円

UNMEIライブ初限2種 3780円×2枚

ランティス合わせて37160円。…感覚が麻痺して激安に見える!!



さて、最終的なアイドルマスターのCD総額は…


82万6965円


でした!車買えちゃう!



まだまだ今年もCD発売予定残ってますからね~お金ためましょうね~(○・▽・○)

計算にミスとかあったり、他にもっと良い算出方法あったら教えてください。

それでは。


2014年7月2日水曜日

[映画・感想]藤井ゆきよさん目当てで「サカサマのパテマ」を観たら結構楽しかった

昨年末上映の完全オリジナル映画「サカサマのパテマ」を観ました。

映画「サカサマのパテマ」オフィシャルサイト


主演、藤井ゆきよさん。
主人公エイジとヒロインパテマの不思議世界なボーイミーツガール系映画。
約100分に渡るアニメーションは、
世界設定を上手く活かした特殊なアクションで目まぐるしく動く場面から一転、ゆっくりと美麗な風景に没入させたりと、
緩急がハッキリして退屈にさせない構成です。

この物語に主人公、ヒロインはそれぞれいるのですが、何を軸に楽しめば良いかというと「世界」だと思います。
世界が、画面がアクションする、という表現がしっくりくるかもしれません。
非日常的で、それでも現実世界に通じるところのあるこの世界をテーマにしながら簡単に感想を書き留めていきます。
読んでから観ても楽しんで見られる程度には核心に触れないようにしますが、一応以下ネタバレ注意ということで。

・話の軸であり、テーマとなる「世界」
分かりやすくどこかが"物理的に特殊"な世界設定は、
物語を解釈する目線を簡単に非日常へ連れていってくれるもので、
それゆえ、ごく普通の行動や現象であっても、「もしこの世界でこういうことがあるとどうなるのか」みたいなワクワクを常に与えてくれます。
この作品において特殊な点、それはヒロインであるところのパテマの重力がサカサマであることなのです。
…なんてことは察しのいい人ならカバーアートやタイトルを見て気付くことでしょう。
主人公、エイジの生きる土地"アイガ"から見るとパテマは「サカサマ」。
一方、その逆方向の重力が適用されている空間で生きていたパテマから見ると、エイジや、アイガ世界そのものが「サカサマ」なのです。

アイガは規律や規則に厳しく、しかし先進的という、典型的な独裁社会。
一方パテマ達の世界は、アイガの主導者曰く「罪人達」の社会。

「過去にあった重力実験で大失敗し、重力がサカサマになってしまい、全ては空に落ちた。
空に落ちた人々は罪人であり、落ちなかった我々こそが真の人間。」
というのがアイガ世界の常識。
アイガの空は罪人達が落ちていった場所だから汚らわしく、空を見ること自体が忌避されています。
ではパテマ達の世界はというと、アイガの上下サカサマに位置する…つまり地下に存在するのです。
パテマ達は罪人でありながら地下に逃れ生きている、というのがアイガの考え方。

これらの設定を利用して、この映画は作中で何度も上下が逆転します。
基本的には上下はそのシーンの重力法則に従っているのですが、
例えばアイガ世界にいるパテマ主観のシーンでは、あえて上下を逆に映すことで「空には落ちるものだ」とすら視聴者に錯覚させます。
これは実際に観なければ説明が難しいのですが、非常に面白い。
繰り返し起こるサカサマの逆転が一番の見所です。
前述した「画面のアクション」とはこのことで、台詞でくどく説明することなく、効果的にこの世界がどういう構成になっているか知らせます。

が。序盤に把握できるその世界の構成は正解でありながら、同時に錯覚です。
最後まで観ると、二度騙された事に気付くでしょう。
世界が広がっていく感覚は、それらを理解した時に痛烈な快感をも与えます。

・パテマとエイジ
最初から最後まで結構キャラは出てくるんですが、基本的にこの二人にスポットを当てて進行します。
ひょんなことからエイジの世界に舞い込んでしまったパテマは、エイジと重力が上下サカサマ。
恐ろしく、底のみえないほど深い空に落ちてしまいそうなパテマ。
パテマのサカサマ重力に捕まって、ほんの少し空を飛んでしまうエイジ。
飛んでしまう、とは言ってもパテマからすると落ちているわけで大変です。
初めて俯瞰でアイガ全体の様子を眺めることができたエイジは…。と、後の展開に繋がります。

パテマはエイジの世界では、天井だけが行動範囲です。
そこをはみ出すと深い深い空が常に下に広がっているわけですから、高所恐怖症でなくてもそれは怖いでしょう。
そんな中、空を見ることは悪いことと教えられるアイガでエイジはとある理由で空を見るのが趣味で、
エイジはパテマに、空に落ちる恐怖足をつける地がない恐怖を理解しないまま空を見ることを勧めます。
この恐怖世界に次ぐテーマになっているため、パテマの置かれている状況をどれだけ想像でき、どれだけ共感できるかでが終盤の納得度合いに繋がるでしょう。

それからこのエイジとかいう野郎、
ずーっと作中パテマが空に落ちないように手握ったり抱き付いたりしてやがる上に(体勢的にパテマの胸が顔のあたりにくる)、
パテマに会ってすぐ惚れたっぽくてちょっと早すぎだろとは思うんですが、
まぁ藤井ゆきよさんの声が口から出てきたらそりゃ大体惚れるだろうし許してやるかって感じです。
あぁでも終盤のアレは絶対許さないぞエイジ…。

・作品に籠められた風刺と皮肉
この物語における地上世界、すなわちアイガは、分かりやすいくらいにディストピアとして描かれています。
学校らしいとこに通う人の目がみんな死んでます。
小者臭漂うものの、唯一純粋に悪役と呼べる指導者は、
「自分の治めるアイガこそが正義、自分の臣民こそが真の人間」と考え、
地下世界の住人を排斥しようとしたり、大昔空に落ちた人々を罪人として扱ったり、
治安警察を自分の手足のように使ったりと集中した権力を武器にして独裁やりたい放題。
自分が正しく、自分の政治が正しく、自分の臣民が正しく、それ以外は間違いであり罪である。目を向けることも許さない。

現代社会にも通じるところがあり、各シーンでヒヤッとさせられます。
最後には、そのアイガ主導者の思想が実は…、というサカサマな展開が。
意味わかんねーって人は「アイガ」をサカサマに読むとヒントになるかも。
このアイガの悪役もホント性格悪いクソ野郎なので、最後の風刺的な展開が理解できたらちょっとスカッとするかも。

・気になった点
あんまり批判的に見ない人間なので、不満らしい不満は特にないんですが、
少し気になった点はあったのでいくつか。

「モブキャラ以上、サブキャラ未満の存在意義」
話が進む上で、しっかりと顔が描かれて台詞も喋るものの、登場の仕方が中途半端、というのが数人。
100分という微妙な時間の中で上手く活かせなかったのかもしれませんが…。

「物理的におかしなサカサマ描写」
ときどき"ここに重心あるんだからサカサマだとこうだよな…"と疑問が浮かぶシーンがあります。
具体的に一つ言うならパテマの足枷がついたまま歩くシーン。

「エイジとパテマのあのシーンはどこまでやったのか」
サカサマだとすごくアクロバティックな体位できそう。なんでもないです。

・総評
普通に面白かったです。面白いというより楽しかった。
何度も言いますが、「映像そのもののアクション」が心地良い。
別に難しいこと考えずに観てていいんですが、とにかく作中の世界についてだけは終始頭ひねってた方が良さそうです。
目当ての藤井ゆきよさんの声も普段聴く声とは少し違う感じで良かった。
あえて初めから映像をサカサマにして見てみようかなと思います。パテマの恐怖を知るために。

2014年5月27日火曜日

開設

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